daziran_qiguan_fengjing-008   

どのような受賞者が出るのか全世界の注目を集めていると言っていい。
ある程度、候補者が事前に発表され、
イギリスのブックメーカー (bookmaker=賭屋)がオッズ(倍率) を決定し、
その率で賭けが行なわれることになる。
もちろん、オッズが低いほど可能性が高いことになる。
そのまま可能性の高い人物が受賞するとは限らない。
村上春樹などは、去年も今年も1位にはなっている。

一方、それに先駆けて発表される「イグノーベル賞(Ig Nobel Prize)」は、
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞。
ハーバード大学の中で同好者が勝手にやっているものだが次第に注目度が高くなってきている。
この賞は、揶揄(やゆ)される立場での受賞者もいるが、
バカバカしいことを本気で研究することに対して与えられる。それがこの賞の持ち味。
今年の受賞者は、
「床に置かれたバナナの皮を人間が踏んだときの摩擦の大きさを計測した研究」
で、日本人が受賞している。
毎年のように「バカバカしい研究で」日本人活腦素が受賞している。
イグノーベル賞には賞金出ない。そして、渡航費も自前でいくことになる。

内田百閒が、かつての「帝大新聞」紙上の対談で、
「今の学生は、こういう学問をすると『どういう役に立つ』かということばかり考えているが、
そもそも役に立つ教育をするということが、もはや堕落の一歩じゃないか」

「役に立たないことを教えることが大学教育の真諦(しんてい)。
社会に出て役に立たぬことを学校で講義するところに教育の意味がある」
出ました、”百閒節(ぶし)”という感じの発言窗口式冷氣機比較
察すれば、バカバカしい研究こそ、最高の研究というところだろうか。